今回はリーバイス501-01WAをご紹介したいと思います。
こちらは2000年にアメリカ国内で製造されたレギュラーの501です。前回ご紹介した501はリジッドでしたが、今回の501はワンウォッシュです。
2000年製造のアメリカ製リーバイス501
「01WA」の意味は、「01」がインディゴカラーを、「WA」がワンウォッシュを示しています。
ちなみに前回の「01OR」は、「01」がインディゴカラー、「OR」がリジッドです。
前回と同様に洗濯タグの裏面で製造された工場と製造年月を確認したいと思います。
下の段には「553 0700」と印字されています。
最初の「553」は工場番号です。前回の501-01ORと同じ工場番号ですが、どこの工場を示しているのかは残念ながら分かりません。
続く「0700」は製造年月を表す番号で、2000年7月に製造されたことを意味しています。
洗濯タグの表面には日本語で、リーバイ・ストラウス・ジャパンk.kと印字されています。製造はアメリカ国内ですが、日本企画の製品であることを示しているそうです。
紙パッチに「Made in U.S.A」の文字が印字されています。前回ご紹介した501-01ORのロットナンバーは501xxでしたが、こちらの501-01WAは501となっています。
xxとあるのはノンウォッシュ、ないのはワンウォッシュを表しているようです。
フラッシャーとギャランティーチケットです。ワンウォッシュなのでフラッシャーには「SHRINK-TO-FIT」ではなく、「PRESHRUNK JEANS」と書かれています。
PRESHRUNK
「PRESHRUNK」は防縮加工済みであることを表しています。LeeやWranglerは防縮加工をサンフォライズドと表現していたのに対して、リーバイスはプリシュランクと表現していました。
リーバイスがプリシュランクのジーンズの販売を開始したのは1960年代前半。Leeが1930年代から採用していたことを考えるとかなり遅いように感じます。
やはりシュリンクトゥフィットにこだわりがあったのでしょうね。
まとめ
ということで今回は2000年製造のアメリカ製リーバイス501ワンウォッシュをご紹介しました。
プリシュランクなので生地はとても柔らかく履き心地は良さそうですが、ヒゲやハチノスなどはあまり期待できないかもしれません。
いつか501のリジッドとワンウォッシュの履き比べなんてこともしてみたいと思っています。
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