前回に引き続きブラックジーンズのご紹介。今回ご紹介するのは、トルコ製のリーバイス511ブラックです。
リーバイスのシルエット別ラインナップ
リーバイスの公式通販によると、シルエット別のラインナップは以下のとおり。
SKINNY(スキニー) | 519 510 501SKINNY |
SLIM(スリム) | 505C 511 513 |
TAPER(テーパー) | 501T 512 502 |
BOOTS(ブーツ) | 517 527 |
STRAIGHT(ストレート) | 505 501 |
リーバイス511について
リーバイス511は、このなかでSLIM(スリム)に分類され、スキニーとストレートの中間に位置づけられるシルエットです。
ぴったりとフィットしているものの、ストレッチ素材により窮屈さを感じられないところが特徴。太ももから裾周りにかけてスリムで、長くすっきりしたラインを楽しめることから、リーバイスの製品ラインナップのなかで世界的にも最も人気の高いモデルのようです。
リーバイス511ブラック
僕が所有しているリーバイス511ブラックはトルコ製。511はもう一つ、日本製のものも持っています。
デニム生地は綿98%とポリウレタン2%の混合です。ポリウレタンが入っているためストレッチになっていて、細いけれど穿きやすい。
シルエットはすっきりしていてとてもカッコいいです。
股上は浅いです。
赤タブが黒い生地に映えます。
パッチは黒い革のパッチ。アウトシームは脇割り、インシームはシングル。裾はチェーンステッチで仕上げられています。
ポリウレタンの加水分解
ポリウレタンは水分と反応して、徐々に分解されてしまうという特徴があります。時間が経つとどうしても劣化してボロボロになってしまうわけです。
とはいえこのジーンズに混合されているポリウレタンは2%程度。98%は綿なわけですから、完全にボロボロになるわけではないのかもしれません。
綿100%であればヴィンテージジーンズのように100年経っても穿けると思いますが、ポリウレタンが2%混合されているデニム生地がどんなふうになるのかとても興味深いです。
まとめ
このジーンズも以前ご紹介した日本製のリーバイス511と同様に少し前に購入しました。その頃はリーバイスの現行モデルにハマっていましたんですね。
シルエットがカッコ良く、穿きやすいものの、着用するのは年に数回程度。その程度では当然色落ちさせるのに相当の時間がかかってしまいます。日本製の511と同じように、ポリウレタンがどんな経年変化をするのかを中心に観察してみたいと思っています。
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